テレビ業界ADを辞めたくなる理由ランキング3選。

あ〜なんか仕事する前にイメージした感じと違うなぁ。
なんで、クリスマスとかゴールデンウィークなのに俺は働いてるんだよ!

ノリト

あっ、なんかADを辞めたくなってるんじゃない?

えっなんでわかるんです?

いや「辞めたい」雰囲気がプンプンしてるよ・・・

おはようございます!のりっぺです。
テレビ業界のAD(アシスタントディレクター)を辞めたいと感じる理由は人によって様々ですが、その理由は大きくわけて3種類ぐらいに分類できます。

今回は、元テレビディレクターだった私が、ADを辞めたくなるランキング3選を紹介していきます。

目次

AD(アシスタント)を辞めたいと感じる瞬間・理由3点

ADを辞めたくなる瞬間①:人間関係の問題(ブラックな環境)

辞めたいと感じる瞬間の一番は、直属の上司(チームメンバー)の問題が一番多いのではないでしょうか。 

どの職場でも同じだと思いますが、部下は上司を選べないですよね。

仕事のできる人当たりのすご〜くよい上司の下につけば、仕事も楽しいかもしれませんが。そんな人ばっかりじゃありません。

むしろ、そんな人の良い上司なんて少ないよね。

かつて、僕もゴールデン枠の番組についていたときは、20人近くいる個性豊かな上司(ディレクター)と仕事をしてきましたが、半分ぐらいは性格的にどうなの?って感じる人も多かったなぁ笑。

  • リサーチをして、ディレクターに相談(プレゼン)
  • 朝早くからロケに出て移動中はずっと同じ空気を吸う
  • 編集中は、ずっとタバコを吸う環境で24時間一緒にいる

こんな状況が、ひとつの放送回が完了するまで、2〜3ヶ月ぐらい続くなんてときもあります。

その上司が、なんとも性格的に合わない人だと辞めたくもなるわな〜

ADを辞めたくなる瞬間②:体力的な問題

ADの生活は、ずばり不規則です。
ロケのときには、朝がめちゃ早いときもあるし、編集所で編集を行うときには、徹夜なんて当たり前。

そりゃあもう、不規則の極みだよね。

そんな生活が、ずっとではないものの、放送や収録を控えた数週間前には続くので、体力的に続けることが厳しいと感じる人も多いです。

忙しい時は、リサーチして、ロケの仕込みから、編集までずっとつながる事も多かったなぁ

僕の場合は、しばらく、家に帰れなくて、久しぶりに家に帰ったらマンションが家事になってた時はさすがにびっくりしたけどね。

やっぱり人間って、太陽が登る明るい時間帯に活動して、暗くなる夜には休むってサイクルがいいんでしょうね。

何日も明るい場所でオフライン編集作業をしていたり、暗いうちからロケへ行ったりしていると体のサイクルがくるってくるのかもしれないです。

私の場合も、20代の後半ぐらいまでADという状況でしたが、20代であれば徹夜って全然平気なんですが、40代ぐらいの先輩ディレクターが「体力が落ちてきた」とか「すぐに眠ってしまう」ような感じを見ているとちょっと将来的には徹夜が当たり前のこの仕事ってしんどいだろうなぁって感じたものです。

ADを辞めたくなる瞬間③:将来に関する問題

将来的な展望という観点では、大きく2点問題があります。

1つは、ディレクターやプロデューサーなどの自分の未来をイメージできるかどうか?
もうひとつは、家族をつくって幸せな生活が過ごせるだろうかという将来への希望が見えるかどうか?です。

いずれの場合も、10年前のように、ADに対しても深夜のタクシー代が出るほど潤沢な制作費が出る環境ではなくなっている現在。当然、1本あたりの制作費が減ると、働くスタッフへの給料も当然少なくなります。

ADを辞めたくなる瞬間・理由:まとめ

今回は、ADを辞めたくなる理由3選についてまとめてみました。

基本的に、人間は常に不安を感じる生き物ではあるんですが、テレビ業界やADという職業は、イレギュラーな事が起こりがちな環境であるが為に、不安に感じる瞬間というのは他の業界よりも多いと思います。

不安に感じたときに、やめるという選択肢を選ぶのも悪いことではありません。むしろ我慢をして仕事をし続ける事は、よくありません。

ADを辞める前にしておきたい事に関した記事は、こちらの記事も参考ください。

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