いざ、アシスタントを辞めるとなるとなかなか決心がつかないって事ありそうっすね。
そうだよね。
せっかくここまでやったんだから!
最後までやらないともったいない!
って考えがちだよね〜。
なんか、決断する前に考えておいた方がいい事ってあるんすか?
そうだね〜。
辞めるという決断をする前に、考えておくべきだった!ってことはあるな。
テレビ業界のAD(アシスタントディレクター)だけじゃなくて、アシスタント業を辞める前に考えておきたい事を今回は書いていきたいと思います。
とにかくアシスタント業っていうのは、自分の時間がないので、考える時間を作り出す!っていうのがすごく大事です。
AD(アシスタント業)をやめる前に後悔しない為に、「辞める前にやっておけばよかった事4選」を紹介します。
AD(アシスタント)を辞める前にやるべきこと4選
ADを辞める前にやるべきこと①:1週間ぐらいの休暇をとってみる
もやもやした気持ちになっていたのに、1週間ぐらい何もせずぼーっと過ごしてみた。一人旅で旅行をして過ごしてみた。田舎の実家で帰って、日常を過ごしてみた。
そうすると、今まで忙しく過ごしていた仕事も悪くないなと感じる場合もあるようです。
一緒に働いていた女性のADさんも、1ヶ月ぐらい田舎や実家に帰ってぼーっと過ごしていたんですが、
「ボーッとした日常も実は退屈!」
って感じたらしく、普通に仕事復帰してきたという人もいます。
とにかく辞めたい!という感情は、今ある状況の問題もあるので、一度違う
環境で数週間過ごしてみるとか、ストレス発散してみるというのも悪くない方法です。
ADを辞める前にやるべきこと②:別の番組への移動を依頼してみる
どうにも、今いる環境が肌に合わないという人はいます。
日本人の特徴でもあるのですが、
「今ある環境になんとか馴染むべきだ!」
「逃げるのは恥だ!」
と感じる人も多いようですが、仕事環境を変えるというのは悪いことではありません!
どうやら日本人は、世間体を意識する人種のようですが、合わない環境なら大いに逃げてOKです。
もし辞める=諦めるという考えをお持ちなら、
為末大さんの諦める力って本は、考え方を変える為に参考になると思います!
諦める=明らかにするって話がこの本では出るんだけど
色々と考えさせられる内容だったよ
あとは、結構何回か見たんですが、武井壮さんのこの動画も勉強になりますよ!
世の中の見方も変わってくるよね!
ADを辞める前にやるべきこと③:転職サイトに登録をしてみる
普段番組作りをしていると、番組の構成やナレーションを考えたりする環境にいるが為に、人のプロデュースが得意なんじゃないの!俺!って感じる瞬間があったりするんです。
でも、不思議なことに、人の事はあれこれ言える人であっても、自分のことって結構見えないもなんですよね。
自分の事をうまく話せない人が実はほとんどだと思います。
当然、自分はこの仕事に向いているとか、こんな強みがあるというのもわからないものなんです。
そんなときに、無料で受けられるアドバイスとして利用すべきなのは、転職エージェントさんです。
転職エージェントさんは人の強みを探すのが仕事です。
「この人の強みは、人当たりの良さで、その人当たりの良さは〜〜社の営業の仕事に活かせます」
などといったアドバイスを客観的な視点で行ってくれます。
僕も、実は転職エージェントさんの存在ってあんまり知らなかったんです。
それまでは、ADの仕事って、なんの取り柄もないし。
このテレビ業界でしか使えないものって勝手に決めつけていたんですよね。
狭い世界しか知らなかったんだなって今なら思います。
でも、転職エージェントさんに、客観的にアドバイスをもらって30歳を目前にして、全く違う職種の仕事へ転職する事ができました。
よくプロ野球選手が、自分の評価を一度聞いてみたい!って事でフリーエージェント(FA)宣言するもんね。
そう、そのとおり!自分の球団(=会社や業界)にいると、自分の価値って見えづらいんだよね
フリーエージェント宣言みたいに、自分の客観的な価値を聞く意味でも、転職エージェントに話を聞くのは、大いに利用すべきだと思います。
別に、どこの転職エージェントでもいいと思うんだけど、若手のエージェントさんだけじゃなくて個人でやられている方も含めて色々話を聞くのがオススメです!
- リクルートエージェント…求人検索がしやすい大手転職サイト。登録して損はないです。
- ビズリーチ…現在の年収にもよりますが、色んな会社のエージェントさんからスカウトが来ます
- doda…転職人気企業ランキングが参考になります。
- マイナビエージェント…キャリアが浅くても徹底フォローしてくれるので、アシスタントさんにオススメ。
ADを辞める前にやるべきこと④:時間を増やす方法を考えてみる
ADを辞めたい!と感じるのは、忙しいタイミングではなく、ふっとできたスキマ時間に自分を見直す瞬間である事が多いです。
たまの休みは、疲れ切って寝たり遊んだりするんじゃなく、ふだんから一人で考える時間を意識的に作るというのは非常に大事です。(今になってすごく感じます。)
特に大事だと思うのは、同じ業界以外の人と交流してみるのもひとつの手です。
ADを辞める前に!やるべきこと4選:まとめ
今回は、ADを辞める前にやるべき事4選をまとめてみました。
基本的に、人間は常に不安を感じる生き物です。
テレビ業界やADという職業は、イレギュラーな事が起こりがちな環境であるが為に、不安に感じる瞬間というのは他の業界よりも多いと思います。(実際僕がそうでした)
不安に感じたときに、やめるという選択肢を選ぶのも悪いことではありません!
むしろ我慢をして仕事をし続ける事の方が、よくありません。
中には、原因不明の病気(例:メニエール病やうつの症状)が出るというケースもありえます。
日本の教育は、どこかで「逃げたら負け!」とかっていう思い込みを生む考えが入りがちです。
テレビ業界を離れてまったく違う世界に進んでいる僕が今から考えると
「逃げる事・やめる事はまったく恥でもなんでもないです!」
周りの目を意識し過ぎず、自分がやりたい事ってなんだろうって考える時間を大事にしてください!